このページでは、商業出版と自費出版にどのような違いがあるか、という点についてわかりやすく解説しています。見分け方のほか、あらかじめ知っておきたいトラブルもまとめています。本の出版を検討している経営者の方は、ぜひ参考にしてください。
商業出版の主な目的は、本をできるだけ多く売り上げて、その印税を得ることです。本の内容や装丁デザインについては、著者の好みや意向が反映されない場合もあります。なお、出版にかかる費用については、出版社が負担します。
一方、自費出版の場合は、売り上げというよりは「個人の作品づくり」という位置付けです。そのため、費用も著者の負担となります。また、内容や装丁デザインについては、著者の希望があればそれが採用されます。
ネットでその本の出版社の公式HPを調べると、どちらであるかを判断できることがあります。自費出版のみを取り扱っている出版社もあるからです。ただし、ほとんどの出版社は自費出版と商業出版の両方を行っているので、そういった場合には見分けるのが難しいです。
出版社で見分けられなくても、ISBNコードの有無で判断できる可能性もあります。商業出版であれば、必ずISBNコードを取得するからです。ちなみに、ISBNコードとは、裏表紙に記載されている「国際標準図書番号」という13ケタの文字列のことです。出版地域や出版社を特定できる文字列です。
ただし、自費出版本であっても、書店で販売する場合があります。その際にはISBNコードが必要になるので、本の裏表紙にISBNコードが記載されているからといって、必ずしも商業出版であるとは言い切れないのが実情です。
数ある出版業者の中には、出版の契約を口約束のみで取り付けたり、あるいは出版に関する著者の知識がそれほど豊富でないと判断するや、出版業者側に一方的に有利な契約を取り付けたりするところもあります。契約を結んでしまうと、不当に高い額の解約金を請求されるなど、何らかのトラブルに巻き込まれるリスクがあるので注意が必要です。
出版社と契約を結んだものの、そのあとにさまざまなオプションを提示されるなどして、費用がどんどん高くなり、最初の見積もりをはるかに超えるような額の費用を支払う流れになってしまうケースも、珍しくありません。
特に注意したいのは、出版社と著者でそれぞれ費用を負担して書店での販売を行う「共同出版」呼ばれる方法です。費用の分担が複雑でわかりにくくなることが多いです。
出版の契約を結んだにも関わらず、出版が行われないなどのトラブルも起こり得ます。悪徳業者によるそのような詐欺的な被害に遭わないようにするには、本当に仕事を任せられる業者であるかどうかの見極めが、非常に重要になります。
見極めるための方法のひとつとして、出版情報登録センター(JPRO)の情報を確認することが挙げられます。出版業者の名前で検索してヒットしたら、実際に書店で本を流通させている業者であると判断できます。
※参照:NPO法人日本自費出版ネットワーク(https://www.jsjapan.net/pages/counsel)
※参照:JPO出版情報登録センター(https://jpro2.jpo.or.jp/limit/pubrights/Index)
出版社に本を出版してもらうためには、著者の魅力やメッセージを的確に伝える、質の高い企画書が必要です。
初めて書籍を出す方や、なかなか2冊目のお声がかからない方には、商業出版の企画書作成からサポートしてくれるプロの存在が不可欠。ベストセラーの仕掛け人である、実績が豊富な出版プロデューサーをご紹介します。

| 吉田氏の著書 | 「日本村100人の仲間たち」45万部(2023年11月1日調査時点)ほか多数 |
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| 土井氏の著書 | 「『伝説の社員』になれ!」10万部(2023年11月1日調査時点)ほか多数 |
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※当メディアでは、「出版 コンサル」「商業出版 コンサル」でGoogle検索をして表示された商業出版の出版プロデューサー10名の中から、ベストセラー(10万部以上)の実績を公式サイトに記載している2名を紹介します(2023年9月27日調査時点)。